ハワイ州観光局、ハワイ語通して文化理解深めるキャンペーン、SNSやラーニングプログラムで

ハワイ州観光局は2022年2月、ハワイ語を通してハワイの文化への理解を深める「マヒナ・オレロ・ハワイ」プロモーションキャンペーンを実施する。マヒナとはハワイ語で「月」、オレロとは「言語」の意味。キャンペーンでは公式InstagramやTwitter、Facebookを通じ、ハワイ語の格言を紹介するほか、ハワイ語レッスン動画、ALOHAの意味、ハワイ語クイズ、ハワイ語で歌われているミュージックなどを紹介する。レスポンシブル・ツーリズム(責任ある観光)の一環として、固有文化の魅力を発信したい考え。

現在、ハワイ州は英語とハワイ語を公用語に指定しているが、1896年にハワイ語の使用が禁じられ、20世紀になるとハワイ語を話す人が激減。絶滅寸前だったが、復興運動が広がり、2012年のハワイ州改正法により、2月をハワイ語の継承、使うことを奨励するハワイ語月間「マヒナ・オレロ・ハワイ」として制定した歴史がある。ハワイ州公式ラーニングサイト「アロハプログラム」にもハワイ語を学ぶ講座シリーズを開設する。

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