エアアジア・スーパーアプリとグーグル・クラウドは、5年間の戦略的パートナーシップを結んだ。今後、両社は東南アジアでの日常サービスの拡充で協業していく。
現在、エアアジア・スーパーアプリは、マレーシア、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピンで、旅行予約からeコマース、フードデリバリー、金融サービス、オンデマンド教育プログラムなどさまざまなサービスを提供している。
具体的には4つの分野で協業を進める。まず、両社はイノベーション人材を育成するためのクラウド研究拠点を設立する。また、グーグル・クラウドを導入することで、特定デバイスに限定しないシームレスなユーザーアクセスを実現していく。
さらに、グーグル・クラウドの分析、機械学習、AIテクノロジーを導入することで、零細企業や中小企業のビジネスを支援。外部開発者と共同で、生体認証、チャットボット、電子決済、オンライン旅行予約などの新サービスを開発していく。
エアアジア・スーパーアプリのアマンダ・ウーCEOは、「今日の発表は、ほんの始まりに過ぎない。デジタル旅行計画、自動運転、クラウドゲーム、スタートアップ投資など、今後グーグルとの共同イノベーションをさらに模索していく」と述べている。