HISスーパーサマーセールの予約傾向、国内は遠距離旅行が復活、海外はPCR検査付ツアーが人気

エイチ・アイ・エス(HIS)は、2022年５月28日から実施したスーパーサマーセール期間中における国内旅行および海外旅行の予約から、旅行者の動向や傾向についてまとめた。同社では、国内旅行での県民割やブロック割の再開、海外旅行では水際対策の緩和などによって、マインド面での改善効果が少なからず現れていると分析している。

国内旅行では、予約の間際化が落ち着き、先の予約を検討する傾向が強まり、マイクロツーリズムから遠距離を含め検討する旅行先も広がりが見られるとしている。また、人気方面でのデラックスクラスホテルの利用が多く求められ、ハウステンボスやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどを目的とした家族旅行の需要が高まっているという。

一方、海外旅行では、現地でのPCR検査付商品の予約比率が高く、現地サポートの内容確認など安心・安全重視の傾向が強い。顧客層については、海外旅行再開を待ち望んでいたと思われるハネムーン、カップル・夫婦など関係性の近い方と行く旅行が多いという。また、 観光目的での入国が再開された韓国への問い合わせが増加。ビジネスクラスやデラックスクラスホテルの需要も高いとしている。