お盆期間の国際線予約数2022、ANA、JALとも前年の4倍以上、ハワイ路線は高い予約率、国内線も好調

ANAとJALは、今年のお盆期間(2022年8月6日~16日)の予約状況を取りまとめた。それによると、国内線は前年同期の1.7倍~2倍、国際線は水際対策の緩和などにより、両航空とも4倍以上の予約数となっている。

国内線では、ANAの予約数は前年同期比166.8%の116万35人(2019年比73.7%)で予約率は同16.6ポイント増の64.8%。傘下LCCのピーチ(Peach Aviation)は、同117.1%の22万5767人で予約率は64.7%。

JALグループの国内線予約数は同192.6%の101万440人で予約率は同16.3ポイント増の65.0%。JALによると、沖縄線は感染拡大前の2019年とほぼ同水準に回復しているという。また、スプリング・ジャパンの国内3路線の予約数は同401.3%の2万161人で予約率は同14.6ポイント増の55.0%となっている。

国際線が回復傾向、ハワイが人気

国際線については、ANAは予約数が前年同期比430.1%の12万4801人(同37.3%)と大幅に増加。予約率も同40.9ポイント増の74.8%と高い数字となっている。ANAによると、ハワイ路線の予約率は9割弱の高水準となっているほか、北米・アジア間の接続需要が好調に推移し、予約率は7割を超えているという。

JALグループも、予約数が同448.2%増の13万1147人と大幅増。予約率も同42.1ポイント増の73.3%と大幅に上昇。北米線、欧州線、東南アジア線、ハワイ線が高い予約率となり、特にハワイ線は前年の10倍以上の予約数になっているという。また、傘下LCCのジップエア(ZIPAIR)は、運航便数が大幅に増えたことで、予約数も前年の463人から1万8708人に増加している。

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