キャピタルA(旧エアアジアグループ)は、2022年第2四半期の「エアアジア・スーパーアプリ」の利用実績を明らかにした。それによると、平均月間アクティブユーザー数は、前年同期比236%増の1060万人となり過去最多となった。同社では、旅行需要の回復を増加の一因として挙げている。
同社では、自社航空券を販売だけでなく、他社航空券や生活サービスを提供し、スーパーアプリ化を目指している。トランザクション数では、2022年第1四半期から70%増、前年同期比からは5倍となる488万件となった。主に、自社航空券予約、エアアジアライド、他社航空券予約のFlyBeyond、乗り放題プランSUPER+でのトランザクションが増加したためとしている。
さらに、デジタル決済のBigPayのユーザーは、前年同期比62%増の120万人を記録。配送事業Teleportについては、取扱量は中国でのロックダウンが長期化したため、前年同期比27%減となったものの、配送件数にいては、前年同期比630%増の115万回と大きく伸びた。
なお、2022年第2四半期のエアアジア全体の旅客数は前年同期比633%増の556万人。搭乗率は2020年以降で最高となる84%となった。