観光庁は、旅行・観光消費動向調査について2022年4~6月の速報値を発表した。それによると、日本人の国内旅行消費額は前年同期比138.1%増の4兆4190億円となり、2019年比の減少率は前期の47.6%から26.3%に改善した。内訳は宿泊消費額が同173.1%増の3兆4364億円(2019年比24.5%減)、日帰り旅行消費額が同64.5%増の9827億円(同31.8%減)となった。
日本人国内延べ旅行者数は、同89.3%増の1億1722万人(同28.6%減)。内訳は、宿泊旅行が同111.6%増の6198万人(同25.9%減)、日帰り旅行が同69.3%増の5524万人(同31.4%減)。
日本人国内旅行の1人1回当たり旅行支出(旅行単価)は、同25.8%増の3万7697円(同3.2%増)。宿泊旅行が同29.1%増の5万5442円(同1.8%増)、日帰り旅行が同2.8%減の1万7788円(同0.7%減)。