KNT-CTホールディングスで物販事業を展開する近畿日本ツーリスト商事は、グラス1杯分のミニボトルのサイズで複数のワイナリーのワインをセットにした「わいんたび」を開発した。少量サイズの酒類の需要が高まっていることや、自宅での飲酒機会が増えていることを踏まえ、旅先ではもちろん、日常生活でも現地の飲み比べを楽しめる商品とした。
まずは、第1弾として「九州編」を発売。福岡県、大分県、宮崎県の計5つのワイナリーが参画し、それぞれのおすすめワインを3県のセットで販売する。商品は近畿日本ツーリストのECサイトのほか、九州エリアの宿泊施設で期間限定のテスト販売を実施。今後、Amazonでの販売やJR博多駅内など、販売チャネル・店舗も順次拡大する。また、商品も「甲州編」「東北編」へと、日本全国のエリアの商品化を予定し、地域経済の活性化にも繋げる方針だ。