印・旅行テック「レイトゲイン」、旅行業界データ分析「アダラ」を買収、システム統合で独自価値の提供へ

旅行およびホスピタリティ産業向けにSaaSソリューションを提供する「RateGain Travel Technologies(レイトゲイン)」は、旅行業界データ分析の「Adara(アダラ)」を買収した。

RateGainは2004年にインドで設立された。現在、世界100カ国以上で2800社以上の顧客および700社以上のパートナーを抱えている。一方、Adaraは2009年にサンフランシスコで設立。旅行者のプロファイルデータを収集・分析することで、将来の行動を予測するサービスを旅行業界に提供している。

RateGainは、Adaraが世界トップの旅行やホスピタリティ企業、DMOからのデータを収集・分析しているところを評価。一貫した旅行者の意向やリアタルタイムの価格予測の技術が業界に貢献していることから買収を決めた。

旅行のデジタル化がさらに進み、旅行者はパーソナライズされた体験を求めていくと予想されるなか、今後、RateGainはAdaraとのシステムの統合を進め、独自の価値を業界に提案していく考え。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…