中国大手アリババの越境ECサイトに北海道の特産品販売店、OTAフリギーでは宿泊予約や観光情報を紹介

中国IT大手アリババグループの越境ECプラットフォーム「Tmall Global(天猫国際)」は、北海道の特産品を販売する「Hokkaidoor海外旗艦店」をオープンした。開設したのは、札幌市の北海道開発グループ。日本の地域産業支援型店舗の位置づけで、北海道の菓子メーカーや酒造などと組み、北海道の特産品を中国の消費者に向けて販売する。

これにあわせ、アリババグループのOTA「Fliggy(フリギー)」にも、北海道観光の特設ページを開設。宿泊施設の予約のほか、観光スポットやグルメ、新千歳空港、ショッピング施設など、北海道の楽しみ方を紹介する。

店舗を開設した2023年3月3日には、フリギーが北海道開発グループ、新千歳空港、日本航空(JAL)と共同で、新千歳空港でのライブコマースを実施。フリギーとTmall Globalで累計31万人が視聴し、北海道の観光や特産品の関心を集めたという。Tmall Globalでは、今後も地域産業支援型店舗を増やす方針だ。

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