2022年のインバウンド消費額、1人あたり支出は23.5万円で5割増、国籍別構成比では韓国と中国がツートップ

観光庁は、2022年(1~12月)の訪日外国人旅行消費額(試算値)が2019年比81.3%減の8987億円だったと発表した。国籍別では、韓国が構成比15%と最も多く1352億円、中国1092億円(構成比12.1%)、米国959億円(同10.7%)、香港762億円(同8.5%)、台湾759億円(同8.4億円)で続いた。なお、2019は中国が1兆7704億円(同36.8%)でトップだった。

費目別に2022年の構成比をみると、宿泊費が34.2%と最も多く、買い物費(26.3%)、飲食費(22.6%)の順で多かった。2019年に比べ、買い物費の構成が34.7%から減少し、宿泊費の構成比が29.4%から増加した。

1人当たり旅行支出は同47.9%増の23万5000円だった。宿泊費が8万円と最も高く、買い物費6万2000円、飲食費が5万3000円で続いた。このうち、観光・レジャー目的で日本を訪れた外国人の1人当たり旅行支出は2019年比26.5%増の19万6000円だった。

観光庁:発表資料より

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