グーグル、対話型AI「Bard」の日本語対応を開始、旅行プランの作成、回答のメールへの書き出しも可能に

グーグルは、対話型AI「Bard」の日本語対応を始めた。英語での公開から約2ヶ月間、試験運用を続けてきた。グーグルによると、旅行分野ではBardを活用することで、旅行プランやブログ記事の作成などで生産性や想像力を高めることができるという。

Bardは、グーグルの大規模言語モデル( LLM : Large Language Model )である PaLM2 を利用。今後は、幅広い質問(プロンプト)に対して柔軟に回答し、不正確な情報を回避するために、フィードバックをもとに、改善や新機能を導入を進めていく。

Bardは、一つの質問に対して、複数の回答案を提示するため、ユーザーは自分のスタイルに合った回答案を複数の候補から選ぶことができる。また、ユーザーが別の回答を知りたい場合は、Bard に新しい回答を生成するよう依頼することも可能。

多くのユーザーから、メールや文書の下書きを Bardに頼みたいというフィードバックが寄せられていることから、グーグルはBardの回答を直接 Gmailやドキュメントにエクスポートできる機能も公開した。

今後は、「Googleで検索」アイコンから、Bardの回答をGoogle検索で簡単に確認したり、ウェブ上でソースを探すことのできる機能も追加していく。さらに、Bardの質問と回答がより視覚的に表示される機能を近日中に公開する予定。

英語版のBardを180カ国・地域以上に拡大。今後は、さらに40言語以上に対応していく計画だ。

日本語版Bard

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