G7交通大臣会合、持続可能な航空燃料(SAF)の導入促進で協働、地域の移動手段確保の重要性を認識

国土交通省は、2023年6月16日から18日まで「G7三重・伊勢志摩交通大臣会合」で、「イノベーションによる誰もがアクセス可能で持続可能な交通の実現」というテーマで議論を行い、G7交通大臣宣言を採択した。

「サステナブルな交通の実現」に向けては、交通の脱炭素及び、交通インフラが強靱かつ気候変動に適応することの必要性について認識を共有したうえで、 航空分野では 2050年までのCO2排出ネットゼロ目標の履行するために、持続可能な航空燃料(SAF)の導入促進で協働していくほか、管制分野を含めた航空機運航の効率性向上、機材や装備品への新技術導入に努め、また、空港運営を含む、航空部門全体の脱炭素化にも注力していく。

また、「誰もがアクセス可能な交通の実現」に向けては、 G7各国が定める目標に従った交通におけるバリアフリー化の推進・実施の重要性を確認するとともに、「心のバリアフリー」も含めたバリアフリーの推進に向けて、G7政策対話として実務者会合の開催に合意。また、地方を含む地域の移動手段確保の重要性を認識し、G7各国の政策集を編纂することで合意した。

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