京都市のホテル客室単価が前年比4割増に上昇、外国人宿泊数がコロナ前を大幅超え、旅館への宿泊も増加 —2023年5月

京都市観光協会(DMO KYOTO)は、2023年5月の市内110ホテルの客室稼働率が、前月からは2.3ポイント減、前年同月から27.4ポイント増の78.8%になったことを明らかにした。例年は3~4月と比べて5月の稼働率は低くなるが、2023年は入国制限緩和以降インバウンド需要が回復途上であったことで、稼働率は3月から微減で維持となった。ただし、中国人需要の回復が遅れていることや、2019年のゴールデンウィークは改元に伴う10連休であった反動から、2019年同月の83.1%には届いていない。

日本人延べ宿泊数は前月比22.7%増の36万7092泊。調査対象の施設数の変化を考慮しない場合、前年同月比は5.3%減、2019年同月比は51.8%増。

一方、外国人延べ宿泊数は前月比20.4%減の35万9591泊。調査対象施設数の変化を考慮しない場合、2019年同月比は25%増となった。また、総延べ宿泊者数に占める外国人比率は44.4%と前月55.2%から減少。国・地域別構成比では、米国が最も高く21.6%。台湾(8.7%)、中国(8.0%)が続いた。

5月の平均客室単価は1万9326円。前年同月比では37.5%増、2019年同月比でも11.6%増となった。客室収益指数(平均客室単価に客室稼働率を乗じた指標。1室あたりの売上高に相当する)は、1万4784円となり、前年同月比では114.2%増、2019年同月比では2.7%増。

報道資料よりまた、市内の主要な旅館28施設における稼働率は75.3%となり、前月から9.5ポイント増となったものの、2019年同月比では2.3ポイント減となった。外国人比率は10.2%と2か月連続で2019年の水準を上回った。

このほか、4月時点の今後の客室稼働率の予測値については、6月が75.9%、7月が68.8%、8月が67.2%。なお、2019年は、6月が79.8%、7月が77.1%、8月が83.1%と80%前後で推移していた。

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