JR北海道、新たなエスコン最寄駅の計画発表、球場から300メートル、駅周辺に新たな街づくり

JR北海道は、北海道ボールパークFビレッジ隣接地に設置する千歳線新駅計画を発表した。労務賃金や資材の高騰により工事費が増加傾向にあることから、2023年3月に北広島市から再検討の依頼を受け、工事費圧縮・工期短縮を配慮した計画の見直しを行ってきた。

新駅は、北広島駅から約2キロ、球場から約300メートルの位置に設置。相対式2面4線とし、乗客が集中しても安全に利用できる駅設備、臨時列車対応のための折り返し機能の確保、ボールパークエリアと新駅間のスムーズな移動経路の確保に配慮するほか、位置は新駅周辺の新たなまちづくりに誘導できるようにする。

今後、JR北海道は、北広島市と合意した場合、新駅の工事着手に向けて新駅施設の詳細設計や鉄道事業法の手続きを実施。北広島市は工事費資金の確保、用地取得、関係する都市計画変更の手続きを進める。

報道資料より