ドイツ観光局、サステナブル観光で世界キャンペーン、140のコンテンツを訴求

(C) DZT/Jens Wegener

ドイツ観光局は2023年9月、サステナブルツーリズムのコンテンツを積極的に発信するキャンペーン“Simply FEEL GOOD”を全世界でスタートした。キャンペーンページでは公募で選ばれた約140件の持続性の高い旅のアイデアを掲載。検索しやすいよう「発見」「堪能」「宿泊」「旅行」の4カテゴリーに分類した。イメージ動画の公開、メールマガジン、イベントなどもおこなっていく。

ドイツは2021年も同種のキャンペーンをおこなっており、ドイツ観光局CEOのペトラ・ヘードルファー氏は、「2023年のキャンペーンは、ドイツの旅がサステナブルでありながら、楽しみと多彩な体験に富んだものであるのかを明確に示していきたい」などとコメントしている。

日本市場向けには、ドイツ観光局本局が展開するソーシャルメディアキャンペーンのほかに、朝日新聞デジタルの旅専門メディア「&トラベル」で、世界遺産バーデン・バーデンの温泉文化と周辺に広がる黒い森の自然をテーマにした特集記事を公開した。

ドイツ観光局によると、国連が定めた気候目標到達度を示すSDGs指数で、ドイツは2023年に6位から4位に上昇。また、IPKインターナショナル社の分析によると、持続可能性の観点からみた潜在的な到着旅客数で、ドイツは27カ国中3位につけているという。キャンペーンを通じ、ドイツへのインバウンド誘致を加速したい考えだ。

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