JTBは、訪日外国人向けに疾病リスク予測検査「フォーネスビュアス検査」の提供を開始すると発表した。NECグループでヘルスケア事業を担うフォーネスライフ社と協業。訪日旅行需要の高まりを機に、日本の医療インバウンドの魅力を訴求する。
フォーネスビジュアス検査は、将来の疾病リスクと現在の体の状態を可視化するもの。一般的な検査に比べ、事前の食事制限が不要で、少量の採決のみによる検査手法が特徴で、4年以内の脳卒中・心筋梗塞、5年以内の肺がん、20年以内の認知症リスクなどを予測する。
JTBの医療コーディネーター部門「ジャパン・メディカル&ヘルスツーリズムセンター」で提供している人間ドックプログラムにフォーネスビジュアス検査を組み入れ、総合検査として、受診結果は多言語で提供する。今後、自治体との連携も視野に入れる。