シーナッツ社は、「TL-リンカーン」導入を検討している宿泊施設向けに、特設サイト(オウンドメディア)を2023年9月より開設。「TL-リンカーン」の活用法や売上拡大に向けた提案を紹介している。同社が提供する宿泊施設の予約・販売管理システム「TL-リンカーン」は、旅行会社やOTA(オンライントラベルエージェント)の販売情報を一元管理し、客室の在庫・料金調整が一括でできるサービスだ。サイトコントローラーとして宿泊施設のDX化を支援するとともに、販売機会の拡大にも貢献している。
TL-リンカーン導入を検討中の宿泊施設向けにオウンドメディアを公開
シーナッツ社は、2020年4月より「TL-リンカーン」導入施設向けに、業務効率化や売上拡大の手法を紹介するオンラインセミナーを開催している。また、機能紹介など30を超えるコンテンツをオンデマンドで配信し、導入施設のサポートをおこなってきた。
2023年9月からは、新たに「TL-リンカーン」の導入を検討している宿泊施設向けにもオウンドメディア「サポートページ」を公開。動画による「TL-リンカーン」の紹介や、売上アップのための機能活用提案など、宿泊施設の課題解決のためのナレッジを紹介している。今後は無料のオンラインセミナーなど、さらにコンテンツを拡充していく予定だ。
「TL-リンカーン」で業務効率化と売上拡大
予約・販売管理システム「TL-リンカーン」の強みは、OTAや自社サイト、さらには旅行会社など複数チャネルによる販売状況を一つの画面で管理できること。複数の販売会社の管理画面を個々に開く必要がないことで業務の効率化につながり、オーバーブックの回避や販売機会の拡大につなげることができる。また、プロパティ・マネージメント・システム(PMS)とのデータ連携によって、通知される予約情報の手入力・転記などの業務負荷も軽減することが可能だ。
現在のところ約5700軒の宿泊施設が導入。対応販売先は旅行会社とOTAを合わせて155社にのぼる(2023年8月時点)。
“手間なく販路拡大”を実現する「共通在庫サービス」
「TL-リンカーン」の特徴的な機能のひとつが「共通在庫サービス」だ。
宿泊施設の販路拡大時に課題となるのが、プランのマスタ情報作成の手間とオーバーブックのリスク増加であるが、「共通在庫サービス」では、共通のマスタ情報を「TL-リンカーン」に登録し、その情報を販売各社にデータ連携することで、マスタ情報作成の手間の削減を実現。また、「TL-リンカーン」上の在庫数を反映して販売される仕組みのため、オーバーブックのリスクなく販売をおこなうことができる。
2023年8月現在、「共通在庫サービス」を利用している宿泊施設は約4900軒、登録客室数は約6万室、登録プラン数は約103万件。同サービスに接続する販売会社は80社にのぼっている。
このほか、団体旅行にも対応し、問い合わせから催行決定まで、すべての案件管理をシステム化する「TL-GroupTravel」も提供している。同機能では、クラウド化による団体情報の集約管理や、案件の進捗状況の見える化を実現。また、旅行会社とのオンライン通信により、従来メールやFAXでおこなっていた予約依頼から回答までの細やかな調整を、「TL-GroupTravel」上でおこなうことが可能となる。これらすべての機能を無料で利用することが可能だ。
広告:シーナッツ
対象サービス:TL-リンカーン
お問い合わせ:シーナッツ 営業推進チーム sn-training@seanuts.co.jp