JTBはこのほど、全国240地域を独自調査した「JTB地域パワーインデックス2023」を発表した。観光地単位でのイメージや満足度、訪問者と居住者の意識のギャップなどを明らかにすることで、地域の魅力を発掘することを目的としている。
インデックスの一例として、ランキングを発表。観光地イメージのカテゴリー「よい温泉がある」のトップ5では、トップに黒川温泉、続いて伊香保温泉、水上温泉、三朝温泉、湯布院温泉がランクインした。「地域ならではの土産物(伝統工芸)がある」のトップ5は有田・伊万里、輪島、笠間、天童、白老の順。また、「地元の人とのふれあい・交流が楽しめる」は、輪島、やんばる地域、いすみ地域の順となった。
同インデックスは4年ぶりにリニューアル。訪問者からみた地域の相対的評価、年代別や属性に加え、訪問経験の有無の、居住者と訪問者、季節性のイメージギャップ、訪問意向への影響度などもわかるため、データから地域の強み、弱みと今後の施策に役立ててほしいなどとしている。