沖縄・本部町、EVタクシー活用したインバウンド向け実証事業、NFTスタンプラリーも

沖縄県本部町で2024年2月から、EVタクシーを活用したインバウンド向けサステナブルツーリズムの実証実験「Motobu Story Quest」が実施される。貸切EVタクシーを利用し、沖縄県・本部町の「海」「文化」「季節」を探求する3種類のモデルコースを用意。自由に観光ツアーを組み立てたり、魅力的な場所があれば気軽に立ち寄れたりもできるようにする。EV導入による脱炭素の取り組みとともに、慢性的な移動手段不足の解消を目指す。

利用者は地元の人がおすすめする穴場の観光スポットへ足を運ぶたびにNFTスタンプを獲得し、オリジナルアプリ内に貯めることも可能。NFTスタンプラリーをきっかけに、沖縄県に来るインバウンドのリピートにつなげる仕掛けづくりもおこなう。

「Motobu Story Quest」は国土交通省の「地域交通共創モデル実証プロジェクト」に採択された事業で、住友商事・住友商事九州、沖縄県本部町、第一交通産業・那覇第一交通・オリオン第一交通、東武トップツアーが参画している。

貸切EVタクシー・モデルコース

NFTスタンプラリー