沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は、2024年2月10日から始まる中国圏の春節連休期間の入域観光客の見通しを明らかにした。それによると、沖縄へ直行便を運航している台湾、韓国、香港、中国の各航空会社15社の予約は1月31日時点で約3万1000座席だった。
内訳をみると、台湾は51%(1万6203席)、韓国が28%(8747席)、香港が13%(4179席)、中国が8%(2684席)。台湾および韓国については期間中の予約率が90%を超える日が数日あるという。
提供座席数は今年度に入り緩やかに回復しているものの、コロナ禍前の春節時期と比較しても、約6割にとどまることから、OCVBでは、台湾、韓国を除く地域からの回復には時間がかかるとしている。