観光庁、オーバーツーリズム防止で先駆モデル20地域を選定、箱根エリアや沖縄・西表島など

観光庁は、「オーバーツーリズムの未然防止・抑制に向けた対策パッケージ」の一次公募について、有識者による審査を経て「先駆モデル地域型」20地域および「一般型」51件を選定した。このパッケージは、2023年10月に観光立国推進閣僚会議で決定されたもの。オーバーツーリズムの未然防止・抑制に向けて、住民を含めた地域の関係者による協議の場の設置、協議に基づく計画策定や取り組みに対して包括的な支援を実施する。

先駆モデル地域型では、北海道倶知安町の「オーバーツーリズム解消に向けたタクシー活用『ニセコモデル』の実証事業」、神奈川県箱根町の「箱根エリアにおける混雑平準化および渋滞緩和推進事業」、京都市の「市民生活と調和した持続可能な京都観光の実現に向けた課題対策事業」、沖縄県竹富町の「西表島における立入制限エリア導入を核とした自然体験型観光推進計画」などが選ばれた。

なお、観光庁では、今年5月頃に二次公募を実施する予定。

「先駆モデル地域型」および「一般型」一覧(PDF)

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