マリーナベイ・サンズ、日本市場向けにLINE公式アカウント開設、改修進み、さらなる拡張プロジェクトも

シンガポールのマリーナベイ・サンズはこのほど、日本市場に向けてLINE公式アカウントを開設した。LINE経由でホテルの予約を受け付けるほか、最新情報、イベント、限定プロモーション情報を発信し、日本市場へのPRを強化する。同ホテルにとって、日本は訪問者市場トップ10の1つだという。

3つのタワーから成るマリーナベイ・サンズは、タワー3のロビー、サンズ・スカイパークの改修について、さらに7億5000万ドル(日本円で1130億円)を投入することを決定。VIP到着時の対応強化、新たな高級レストランとショップ、ゲストのウェルネス体験の充実などを図る。約380室のスイートを含む550室以上の客室もリニューアルする。工事は2025年までに順次完了する予定。すでに完了したタワー1、2の公示を含め、再投資額は17億5000万ドル(2650億円)に上る。

2024年2月にはフランス料理レストランの「メゾン ブール― シンガポール」をオープン。館内の「アートサイエンス ミュージアム」では、10月に展覧会「The World of Studio Ghibli( スタジオジブリの世界)」も開催する。

今後は数十億ドル規模の拡張プロジェクトも計画しており、2029年までに完了する予定だ。

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