ペットと旅行、キャンピングカーのユーザーの約6割 -日本RV協会調査

日本RV協会がキャンピングカーユーザー向けに行ったペット同伴に関する調査によると、「どんなキャンピングカー旅行でも必ずペットを連れて行く」と答えた人が52%に達し、「7〜8割の率で連れて行く」の3.5%、「5割くらいの率で連れて行く」の2.6%を含めると、全体の58.1%のユーザーがペット同伴のキャンピングカー旅行を楽しんでいる結果となった。

「ペットを飼っていない」(31%)という答を除き、「飼っているけど、連れて行かない」という答を含めるとキャンピングカーユーザーのペット飼育率は69%。現在の犬猫の飼育率27%(ペットフード協会による2012年度全国犬猫飼育実態調査)を大きく上回り、キャンピングカーユーザーのペット飼育率の高さがうかがえる。

また、「ペットともに行ってみたい旅行先」の調査項目では、「アウトドアライフとまではいかないが、自然の景観が美しい郊外の観光地」が一番高く34.7%。次いで、「アウトドアライフがたっぷり楽しめる自然の豊かなキャンプ場」が26.4%となった。

また、調査では「ペット同伴旅行を始めたきっかけ」についても尋ねており、「家族(夫婦と子供)の一員として一緒に旅行へ連れて行きたかったから」が半数近くの47.9%に達した。また、子育てを終えたシニア夫婦では「夫婦ふたり旅の伴侶として」(19.8%)という答も多く、二つの答を合わせると、約7割のユーザーが「ペットは家族と同等」という思いを抱いているという結果となった。

同協会では、ペット愛好家からキャンピングカーが評価されている理由として、ペットホテルのような宿泊まで面倒をみるインフラ整備はまだ十分ではなく、空調設備の整ったキャンピングカーの場合は、どんな場所でもペットと一緒に快適に寝ることができるためではないかと分析している。

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