JTBは、ミャンマーの旅行会社と合弁会社を設立し、ミャンマー国内で交通インフラ事業や着地型事業に進出することを発表した。ミャンマーは、海外からの投資が加速しており、JTBとしては2012 年7月にミャンマープロジェクトを設置。事業展開の可能性の検討をおこなってきたが、今回の合弁会社設立で本格的な進出を図ることを決定した。
新会社の事業展開としては、不足する交通インフラを補う事業、着地型事業を推進することで現地関係機関や進出企業との関係強化を図り、BTM、MICEなど法人対象の旅行業の展開を目指す考えだ。また、ミャンマー発の海外旅行も政府認可の動向を見据えながら、将来の取扱いを視野に推進する。
合弁会社となるのはMyanmar Polestar Travels & Tours。ミャンマーのランドオペレーターとしてJTBと2006年から取引きを続けてきた会社だ。この提携でJTBは、同社が持つミャンマーでの旅行業のノウハウや政府との関係を事業推進に活かし、交通インフラ事業の展開、将来の観光人材育成と確保にシナジーを期待している。