エアアジア・ジャパン、新ブランドは「バニラ・エア」、親しみやすさ目指す

エアアジア・ジャパンは、2013年11月1日付けで変更となる新社名と新ブランド名を発表した。新しい社名は「バニラ・エア株式会社(Vanilla Air Inc.)」、ブランド名は「バニラ・エア(Vanilla Air)」。8月1日付けで新しい代表取締役に就任した石井友祥氏は、記者会見で「バニラ・エア」の名称に込められた同社が目指す方向性や戦略などについて語った。

新しいブランド名に使用された“バニラ”は、アイスクリームなどに利用される植物から抽出された香料。石井氏は、この名称が選定された理由を「バニラを知らない人はいない」と語り、世界中の人々から人気のある名称で誰からも親しまれるLCCを目指す考えを明らかにした。

新しいロゴにもバニラの花を模り、花びらで日本、アジア、世界を結ぶ路線の広がりを表現。ロゴに使用されている青は開放感や空、海を、黄色は華やかさ、楽しさ、太陽を表わし、レジャー路線に特化する方向性がロゴからも読み取れるものとなった。

石井氏は、新ブランドでのLCC展開について「新しいベーシックになりたい」と語り、エアアジア・ジャパンでの経験や反省をもとに就航に向けて準備を進める考えだ。なお、新路線や機材については9月に発表される。

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