輸入ブランド消費、訪日外国人旅行者が牽引、2015年は2.3兆円と予測 -矢野経済研究所

矢野経済研究所の調査で、2014年の国内インポートブランドの市場規模は、前年比10.3%増の2兆1993億円と2ケタ増となり、4年連続で前年を上回る推移を続けていることが判明した。調査対象は、欧州や米国の衣料品・服飾雑貨や宝飾品など主要15アイテム分野。

市場拡大の要因について矢野経済研究所では、日本人の富裕層など従来のブランド品の顧客層の消費活性化とともに、訪日外国人旅行者のブランド消費の急激な拡大をあげている。2015年も現在の景況感や動向を踏まえ、5.4%増の2兆3189億円とさらなる成長を予想する。

2014年の内訳については、15アイテム分野中、11の分野で前年より増加。特に2割増と伸び率が高いインポートウォッチ(20.6%増)とインポートアイウェア(21.5%増)については、訪日外国人旅行者の需要が押し上げたとしている。

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