香港の旧正月パレードが2月8日開催へ、札幌・YOSAKOIソーラン祭りやサンリオキャラクターが参加

香港政府観光局は、2016年旧正月の元日にあたる2月8日、「2016キャセイパシフィック旧正月インターナショナル・ナイト・パレード」を開催する。今年で21回目を迎える同パレードは、香港最大の祝日、旧正月の幕開けとなるイベントで、昨年は約15万人が観覧した。パレードは九龍半島のビクトリア・ハーバー沿いの会場を起点に、チムサアチョイエリアの中心街を行進。今回は、世界10カ国・地域から、山車やパフォーマー合計35組がパレードに参加し、旧正月を盛大に祝う見込みだ。

日本からは、北海道札幌市新琴似地区の人々を中心に結成されたYOSAKOIソーランチーム「新琴似天舞龍神」と、サンリオの人気キャラクターが集まった「サンリオ・ファミリー」がパレードに参加。その他、香港、ドイツ、アイルランド、韓国、オランダ、フィリピン、ロシア、イギリス、アメリカから、伝統的なパフォーマンスやチアリーダー、マーチングバンドなどが参加する。

パレード開始時刻は夜20時だが、これに先立ち、18時30分から様々なストリート・パフォーマンスが始まり、会場の雰囲気を盛り上げる。パレード最後尾が終点に到着する予定時刻は22時30分。

香港では、旧正月の期間中、このほかにも様々な催しが予定されている。ハイライトの一つ、ビクトリア・ハーバーの旧正月花火大会は2月9日(20時~)。翌2月10日から29日までは、チムサアチョイの香港文化センターとクロックタワーを背景に、期間限定の旧正月をテーマに


した「香港パルス3Dライトショー」が1日4回(20時20分、20時45分、21時15分、21時45分)行われる。

またパレードに参加した山車は、2月22日まで、タイポーのラムツェン(林村)で展示されている。この広場では、願いを書いたお札を木に投げて新年を祝ったり、ランタンに明かりを灯して願い事をするといった、香港の伝統的な旧正月の習慣を体験することもできる。

画像は昨年の旧正月パレードの風景

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