阪急交通社が入社式、2019年度の新入社員は74名、松田代表「新たなことを聞く力をもって」など3つの心がけを

阪急交通社は2019年4月1日、2019年度入社の新入社員の入社式を実施した。新入社員数は74名。代表取締役社長の松田誠司氏は、当日発表があった新元号「令和」の意味にも触れながら、新年度が新しい年になることに期待。新入社員に向けた訓示として、「新たなことを聞く力をもつ、つまり頭の中に『白紙の部分』をもつ」など3つの事項を提示。勤続年数を重ねてもこれらを忘れず、常に変化を求めてほしいと述べた。

メッセージは以下のとおり、訓示の要約全文を掲載する。


皆さん、入社おめでとうございます。

本日、新元号の発表がありました。「令和」の令は良いという意味、和は和むという意味です。新年度がそういった新しい年になれば良いと思っています。このように総勢74名の新入社員の皆さんを迎えられたことは、大変喜ばしいことであります。感謝いたします。

皆さんに、私が一番お伝えしたいこと・心がけていただきたいことを3つ申し上げます。

それは「自ら汗をかいて動くことを好きになる」「現状に安住せず常に変化を求める」「新たなことを聞く力をもつ、つまり頭の中に『白紙の部分』をもつ」ということです。

「耳二つに口ひとつ」というように、聞くことを大切にしていただきたいと思います。

ヒット商品を生み出した場合も、ひとつの方程式にとらわれず、「常に答えはいろいろなところにある」と変化を求めてほしいと思います。勤続年数が経てばたつほど、この3つが薄れていきがちになります。今後、常に心がけていただきたいと思います。

さて、次に旅行業界ですが、皆さんの多くが生まれた1996年代からこの22年の間に大きく変わってきています。旅行者数では、海外渡航者数が1669万人から1895万人へと200万人しか増えていない一方で、訪日外国人旅行者数は384万人から8倍強の3119万人に増えています。ここが大きな変化と言えます。また、以前は旅行代理店という業態が主流だった業界が、今やインターネット上から簡単に飛行機、ホテルが手配できるようになり、さらに最安値のツアーや自分なりの旅程が組めるようになってきました。いわゆるデジタル革命の時代です。

そのような近年のIT化の流れの中において、従来の旅行代理店という立ち位置から、「旅行商品メーカー」「旅行アドバイザー」「旅行企画プレゼンター」として、より一層顧客に寄り添う企業へと進んでいきたいと考えています。それは募集型企画旅行に限らず、法人団体旅行、業務渡航、訪日旅行など全ての業態で通じるものであると思います。

皆さんは、これから社会人として研修を受けていただきます。一番留意していただきたいことは、自分自身を大切にすることです。自らが健康で、充実していればこそ、普段の仕事も面白いと思えてくるものです。そのことを大切にして、一緒に阪急交通社を盛り上げてください。

以上

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