JTBは2020年2月17日、東京オリンピック開催期間中の宿泊商品利用客向け限定の「現地オプショナルプラン」として、2つの食事プランを販売する。
1つは、バレーボールや体操など競技会場が多い有明地区で、JTBの宿泊商品利用客のみが利用できる「JTB専用席ブッフェプラン」。東京ベイ有明ワシントンホテルの食事会場に専用席を用意し、4つの時間帯で競技観戦前後に利用できるようにした。競技会場が集中する一方で飲食店の数が少ないことから、食事時の混雑が予想されているという。
もう1つは、1964年の東京オリンピック時の選手村の食事を再現した食事プラン。当時の選手村の料理長を帝国ホテル新館料理長の村上信夫氏が務めたことから、本プランでは帝国ホテルが当時のメニューをベースにシェフが特別に書き下ろしたフルコース全5品と、人気のローストビーフをメインとする全3品のランチコースを用意する。
なお、JTBでは上記プランと同時に、東京メトロと都営地下鉄の共通一日乗車券とJTBオリジナルパスケースをセットにした「2020首都圏 夏宿泊プラン」も発売する。