ANAとJAL、新型コロナウイルス対応で国際線も払い戻し手数料無料に、中国を含む全路線で

ANAとJALは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、国際航空券の特別対応として、対象国際航空券について払い戻し手数料を無料にする。

両社とも払い戻しについては、旅行開始日（開始していない場合発行日）から１年と30日以内の連絡により払い戻しを受け付ける。

ANAで対象となる航空券は、日本発着全路線(中国発着を除く)では発券日が2020年2月28日まで、搭乗日が2020年3月19日まで。中国の空港発着路線(香港・マカオを含む)では発券日が2020年2月26日まで、搭乗日が2020年4月30日まで。

また、日本発着全路線(中国発着を除く)では2020年4月20日までの期間内で「1回のみ」搭乗日の変更が可能、中国の空港発着路線(香港・マカオを含む)では2020年6月30日までの期間内で「1回のみ」搭乗日の変更が可能になる。

JALで対象となる航空券は、日本発着全路線(中国発着を除く)では発券日が2020年2月28日まで、搭乗日が2020年3月19日まで。中国の空港発着路線(中国東方航空・中国南方航空・厦門航空・上海航空・キャセイパシフィック・ドラゴン航空が運航するコードシェア便の発着空港を含む)では、発券日が2020年2月27日まで、搭乗日が2020年4月30日まで。

また、JALで直接航空券を購入し、上記対象航空券に該当する未使用航空券であれば出発の前日23:59分までJAL ウェブサイトで取消手数料なしで払い戻しが可能。

対象航空券の予約変更については、2020年4月20日までの期間内で「1回のみ」搭乗日の変更が可能。

すでに国内線については、両社とも2020年2月28日〜3月19日搭乗分の国内線全航空券(国内線特典航空券、国内ツアー航空券を含む)について、予約の変更および払い戻しを手数料なしで行うことを発表している。