日本政府観光局(JNTO)ハノイ事務所は、ハノイとホーチミン、ダナンなどにある旅行会社と航空会社を対象に、訪日旅行の販売再開に関するウェブアンケートを実施した。
これによると、新型コロナウイルス(COVID-19)の終息後に訪日旅行/路線の販売再開を希望するとの回答は98.2%で、回答者のほとんどが意欲を示した。販売再開にあたって必要なことの問いには、「安全宣言、ウェルカムメッセージ」(23%)、「ツアー造成促進支援策の情報」(21%)が多く、以降、「日越両国での入国・出国制限の緩和」と「査証緩和」(各16%)等が続いた。
また、販売再開の希望時期は、「2020年紅葉シーズン」が44%で最も多く、終息を前提に早期の販売再開を希望していることがうかがえる。また、その際の旅行商品としては、「新規デスティネーション商品」(29%)が、定番の「ゴールデンルート」(27%)を上回り、新たな旅行先を希望していることも判明した。
調査は2020年4月29日~5月8日まで実施。47社113名の回答を得た。