東日本旅客鉄道(JR東日本)は、2021年4月から9月に開催する東北デスティネーションキャンペーン(東北DC)で、観光型MaaS「TOHOKU MaaS」を展開する。旅のプランニング機能やオンデマンド交通といったメニューを提供するとともに、「新幹線eチケット」や「モバイルSuica」と組み合わせでキャッシュレス化を推進。各種チケットの手配から決済までをシームレスにし、スマートフォンひとつで東北を回遊できるようにする。
数値目標は新規会員登録者数3万人、交通デジタルチケット3万枚、アクティビティデジタルチケット3万枚。
「TOHOKU MaaS」の展開エリアは、青森県が青森・弘前、秋田県が秋田・男鹿、角館、岩手県が一関・平泉、山形県が置賜、庄内、宮城県が仙台・宮城、福島県が会津。具体的には旅の検索時にプランニングやリコメンド機能、期間中のオンデマンド交通の運航、決済時に交通やアクティビティのデジタルチケットなどを用意する。キャッシュレス化の推進では、東北六県商工会議所連合会、東北経済産業局とも連携する。