東京に新たな全国DMOの活動拠点、浜松町駅の再開発で観光施設を整備、訪日客向けデジタル体験施設やMICE対応の宿泊施設など

世界貿易センタービルディング、鹿島建設、東京モノレール、JR東日本の4社は、東京・浜松町駅西口において開発を進めている「都市再生特別地区(浜松町二丁目4地区)A 街区」における都市計画について、変更手続きを開始した。このプロジェクトは2013年から開始され、街区内には既に竣工済みの建物もあるが、その後の社会的背景や周辺環境が変化していることから、計画を変更するもの。

具体的には、当初の都市計画案にある交通結節機能の強化、国際交流拠点の形成、交通結節点における防災機能の強化、環境負荷低減に加えて、新たに観光拠点と都心型MICE 拠点などを整備する。

観光拠点としては、陸・海・空の玄関口としての立地特性を生かし、東京、港区、浜松町駅周辺エリア、日本各地の新たな魅力や楽しみ方を、多言語でのデジタル・リアル体験を通じて訪日外国人旅行者に情報発信する「観光プレ体験施設」を整備。

また、レジャー・ビジネス両面の訪日外国人の短期滞在ニーズに対応した国際水準の宿泊施設を整備し、都心型MICE開催地としての魅力向上を図る。

報道資料よりさらに、MICE主催者の視察受け入れ、地域の魅力のプレゼンテーション、事務所機能などでの活用に向けて、地域のDMOの活動拠点を整備する。

このほか、建物低層部の緑化計画を見直し、旧芝離宮恩賜庭園や隣接街区・大門通りなど周辺環境との緑の連続性を強化する。

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