タイ国政府観光庁、「CO2排出ゼロ観光」に本腰、官民で観光管理の仕組みづくりに着手

タイ国政府観光庁(TAT)は、「CO2排出ゼロ観光」を目指す取り組みを進めていく目的で、関連省庁および民間団体との間で覚書に調印した。今後、TATと参加7団体は、「カーボン・バランス・スキーム」のもと共同で活動を進めていく。

具体的には、観光事業者向けに「CO2排出ゼロ観光」の啓蒙活動を共同で実施。CO2排出ゼロに必要な観光管理の仕組みを開発し、それに合わせた観光ルートの設定、アクティビティやサービスの造成、イノベーションを進めていく。

さらに、新たなガイドラインの策定、カーボンオフセットの機会の活用などで、観光およびイベント業界内のサプライチェーンでも「CO2排出ゼロ観光」を推進。このほか、国民の気候変動への意識を高めていく。

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