サービス連合、HIS子会社のGoTo不正受給で声明、「断じて許されない」、事業者にコンプライアンス徹底を呼びかけ

サービス・ツーリズム産業労働組合連合会は、石川聡一郎事務局長名で、エイチ・アイ・エス(HIS)連結子会社のミキ・ツーリストとジャパンホリデートラベルによるGoToトラベル不正受給について、「制度を悪用した不正受給は、断じて許されない」とする談話を出した。

談話では、「2年にわたるコロナ禍にあって、事業の存続も難しい観光関連産業にとっては、GoToトラベル事業再開にむけ期待をもっているなかで、旅行事業者自らが制度を悪用し、組織的に不正な受給申請、給付をうけていたことは、利用者をはじめ国民を裏切る許しがたい行為である」と断罪している。

さらに、「各事業者が、ルールにもとづきGoToトラベル事業を利用しているなかで、一部の事業者による不正行為は、産業全体の信頼を失墜させかねない」との懸念を示したうえで、「いま一度、我々の産業の意義を再認識し、産業全体としてコンプライアンスの徹底をはかり、利用者をはじめ国民からの信頼回復にむけ、各事業者は努めなければならない」と呼びかけている。

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