JTBは、2021年11月の営業概況を発表した。それによると、国内旅行の取扱額は前年同月比4.7%増の673億7000万円で、10月の17.1%減より改善した。コロナ前の前々年(2019年)比では24.8%減。海外旅行は同7.6%増(2019年比96.6%減)の16億900万円、国際旅行は同530.8%増(2019年比73.6%減)の25億2100万円で、合計では同8%増(2019年比51.4%減)の715億100万円となった。
国内のうち、団体旅行の取扱額合計は同227.7%増(2019年比21.4%増)と好調。内訳は一般団体が同312%増(2019年比3%増)、教育団体が同160.1%増(2019年比64.7%増)だった。
一方、企画商品(個人ツアー)の取扱額は同58.2%減(2019年比51.5%減)と不調が続いた。このうち、エースJTB・MySTYLEの取扱額合計は同52%減(2019年比46%減)。取扱人数は同52.2%減(2019年比44.2%減)だった。
なお、海外の団体旅行の取扱額合計は同32.4%減(2019年比99%減)。このうち、一般団体は同40.1%減(2019年比98.7%減)、教育団体は同16.3%増(2019年比99.5%減)。