JTB、サステナブル観光で国際組織GSTCに加盟、持続可能な社会実現への取り組みを加速

JTBグループはサステナブルツーリズムの国際基準を管理するグローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC)に加盟し、協力覚書(MOU)を締結した。これにより、JTBは国際基準に基づくサステナブル戦略を推進。2022年3月12日の創立110周年を機に、社会と地球との共生に貢献できるよう、経営と事業のレベルを高めていく。

MOUの主な目的は2つ。1つ目は、GSTCの基準と知識、グローバル市場へのアクセスとJTBの市場リーチを活用し、JTBの事業とサプライチェーンにおける持続可能性の向上を図ること。2つ目は、GSTCの知識とネットワークを活用し、観光事業者や次世代人材への啓発を図ること。

具体的には、JTBはGSTC基準に基づいた、情報や商品・ソリューションを拡充し、サステナビリティに関する顧客の選択肢を拡充する。また、顧客に対し、旅行先のサステナビリティへの取り組みや課題の認識などの理解を深めていく。このほか、GSTCと協力し、観光事業者の社員やサプライヤー、ステークホルダー向けの教育・研修などもおこなう予定だ。

左から)GSTC最高経営責任者 Randy Durband氏、JTB代表取締役社長執行役員 山北栄二郎氏

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