旅行業界向けITソリューションを提供するtripla(トリプラ)は、宿泊業界向けの現地決済サービス「tripla Pay」の提供を開始した。「tripla Pay」は、初期費用・月額固定費用を無料とし、決済手数料をより安価で提供することで、コロナ禍で苦境に立つ宿泊業界を支援していく。
同社では、業界平均3.5%とされる現地クレジットカード払いの決済手数料をより安価で提供することで、例えば、1泊1万円×100室のビジネスホテルや、1室5万円×20室の旅館が導入した場合、月々約20万円程度(稼働率50%、現地クレジットカード決済比率80%とした時の差額を算出)の利益改善につながるとしている。
また、クレジットカード情報をホテルスタッフに提示することなく決済を完了させることができるため、不正利用などの犯罪リスクを未然に防止することも可能。QRコードを読み取ることで宿泊中の決済も可能なため、チェックアウト時の手続き時間短縮にも繋がるとしている。