アメリカン航空は、マイクロソフトとパートナーシップを組み、「マイクロソフト・アジュール」を基幹クラウドプラットフォームとして使用することで、旅客体験の向上と業務の効率化を進めていく。
旅客に対しては、よりパーソナライズされたサービスを提供。預け入れ手荷物の追跡の強化、天候によるフライトの自動変更などで旅客のニーズに応えていく。
オペレーションの最適化では、機械学習を用いて、航空機のタキシングの時間を短縮することで、燃料の消費を節減。また、アジュール上に構築されたアメリカン航空のインテリジェントゲーティングプログラムでは、ルーティングや滑走路情報などのデータポイントのリアルタイム分析を活用し、到着する航空機に最も近い利用可能なゲートを自動的に割り当てる。
さらに、両社が作成した「ConnectMe」アプリを通じて、航空機メンテナンス、グランドスタッフ、パイロット、客室乗務員などがさまざまなデータを共有。定時出発の向上を進めていく。