国内旅行の都道府県魅力度ランキング、総合満足度トップは和歌山県、「おいしい食べ物」では北陸3県がトップ3独占

じゃらんリサーチセンターは、2021年度の国内旅行都道府県魅力度ランキングを発表した。これは、観光などを目的とした宿泊を伴う国内旅行の実態を調べた「じゃらん宿泊旅行調査2022」の中で明らかにしたもの。今回が18回目の調査。

それによると、総合満足度でトップとなったのは和歌山県。2020年度の8位から大きくランクアップした。2位は沖縄県、3位は三重県。三重県、青森県(6位)、長崎県(8位)、静岡県(9位)は、前年度の圏外からトップ10入りした。

テーマ別を見ると、「地元ならではのおいしい食べ物が多かった」では、1位福井県、2位石川県、3位富山県となり、北陸3県がベスト3を独占した。その中でも、福井県は前年度の3位からトップに、富山県は10位から大きくランクアップした。

「魅力ある特産品や土産物が多かった」では、調査開始以来1位を維持していた沖縄県を抜いて、石川県がトップ。海産物に加えて、和菓子、酒類などが人気を集めた。以下、沖縄県、山形県が続いた。

「魅力的な宿泊施設が多かった」のトップは大分県で11回目の1位を獲得。2位は沖縄県で、3位には前年度4位だった群馬県が入った。

「地元の人のホスピタリティを感じた」では、沖縄県が17回目のトップ。愛媛県が前年度の圏外から2位に急浮上。3位は前年度同じく北海道が入った。

「子供が楽しめるスポットや施設・体験が多かった」のトップは千葉県。以下、沖縄県、和歌山県が続き、ベスト3は14回連続で変動なしとなった。

「若者が楽しめるスポットや施設・体験が多かった」のトップ3は、前年度と変わらず沖縄県、千葉県、大阪府。

「大人が楽しめるスポットや施設・体験が多かった」では、京都府が12年ぶりにトップ。奈良県、沖縄県が続き、大分県(5位)、神奈川県(6位)、愛媛県(9位)、北海道(10位)が圏外からトップ10入り。

このほか、「現地で良い観光情報が入手できた」のトップ3は、沖縄県、京都府、愛媛県。「ご当地ならではの体験・アクティビティが楽しめた」のトップ3は、沖縄県、徳島県、大分県。

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