星野リゾートは、関西での事業を拡大する。2022年12月には「リゾナーレ大阪(ハイアットリージェンシー大阪内)」、2023年に「OMO(おも)関西空港 by 星野リゾート」を開業。リゾナーレは大阪初進出、OMOは関西で5軒目となる。
「リゾナーレ大阪」は、ハイアットリージェンシー大阪の一部を改装して開業。リゾナーレブランドの6施設目で、西日本初進出となる。運営方法は「コラボレーションホテル」とし、ハイアットリージェンシー大阪と共同運営。ハイアットリージェンシー大阪が客室および料飲サービスを提供し、リゾナーレ大阪は宿泊者専用の特別なアクティビティを提供する。
コンセプトは「創造力を遊びこむ」。世界で最も先進的な乳幼児教育のひとつと言われる「レッジョ・エミリア・アプローチ」の専門家「まちの研究所」と協働。施設での体験を通じて、子どもたちの創造力を育むリゾートホテルとして、新たな価値の提供を目指す。
客室は全10タイプ。そのうち3タイプがコンセプトルーム「アトリエルーム」となる。また、リゾナーレ大阪の宿泊者には、ハイアットリージェンシー大阪が運営するクラブラウンジ「リージェンシークラブ」の利用が可能なプランを用意する。
一方、「OMO関西空港 by 星野リゾート」は、「空チカ、ファンタイム」をコンセプトに、旅の出発前も到着後も、楽しく過ごすことができるホテル滞在を提案する。パブリックスペースは、飛行機のエンジンや座席をモチーフにした内装を取り入れ、旅の始まりを感じさせるデザインを採用。また、スムーズにチェックイン/アウトできる機能も導入する。
さらに、旅の前後でリフレッシュできる大浴場・サウナも完備。レストランでは、セルフ形式で効率的に食事ができる動線や、テイクアウトも選べる自由な食事スタイルを採用した「エクスプレス・フル・ビュッフェ」を備える予定。
このほか。星野リゾートは西日本でも事業を拡大。2022年11月16日には出雲市に「界 出雲」を開業するほか、松江市の「界 玉造」リニューアルオープンする。