JR東日本、海外の日本ファン向け会員組織を立ち上げ、定額制でタビマエからタビアトまで

東日本旅客鉄道(JR東日本)は2022年12月1日、海外の日本ファン向け会員サービス「JAPAN RAIL CLUB」を立ち上げる。月額のサブスクリプション制で、SNSのオンラインコミュニティのほか、おみやげボックス定期便、イベントなども開催する。対象はシンガポールと台湾で、今後エリア拡大を検討する。中長期計画「変革2027」に掲げる地方創生の一環で、東北などの地域活性化につなげたい考え。

「JAPAN RAIL CLUB」は訪日中のタビナカだけでなく、タビアト、タビマエでも日本とのつながりを持ちたい海外ファンがターゲット。ヒト・モノ・コトを通じたコミュニケーションのプラットフォームを目指す。

会員種別は月額18シンガポールドル(約1900円)のエントリー会員と、58シンガポールドル(約6100円)のコミュニティ会員の2種類。エントリー会員はSNSオンラインコミュニティのサービスのみで、コミュニティ会員になると、毎月テーマに沿った日本各地の可視・地産品の詰め合わせボックスの定期便、訪日中のJR東日本社員や地元の人との交流、オンラインツアー・菓子試食会などのイベントなどもサービスに含まれる。

タビナカについては、2023年にはホテルメトロポリタン社員といく盛岡市ツアー、車両センター見学なども予定している。

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