年末年始の航空予約、国内LCC3社とも好調、ジップエアの日本発国際線予約率は95%、ピーチの国内線予約は昨年の2.5倍

国内LCC3社は2022年度年末年始期間(2022年12月28日~2023年1月5日)の予約状況をまとめた。Peach Aviationとジェットスタージャパンは国内線で前年度を上回る予約を確保。国際線ではZIPAIR(ジップエア)を含めて3社とも70%から80%強の予約率となっている。

Peach Aviationの国内線予約数は前年度比1.7%増の18万9053人で、予約率は74.8%。 2019年度比較すると、提供座席数が2.5倍以上となり、予約数も2.5倍の伸びとなっている。一方、国際線では計2万6020席を提供。予約数は1万8175人で予約率は69.9%となっている。

ジェットスタージャパンは、国内16路線で前年度比16.9%増の17万3944席を提供。予約数は前年度比28.1%増の11万9925人で、予約率は前年度比6.0ポイント増の68.9%となっている。下り便のピークび12月29日は80.4%。国際線は成田/マニラ線のみで3240席を提供し、予約数は2320人。予約率は71.6%となっている。

ZIPAIRは、国際線で前年度比92%増の2万6680席を提供。予約数は前年度の788人から2万2392人と大幅に増加し、予約率も83.9%と高い数字となっている。日本発では、ピーク日となる12月29日の予約率が99.8%とほぼ満席。12月28日から1月3日までいずれの日も90%を超え、期間中の平均は95.2%となっている。

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