観光庁は、2022年10月~12月の訪日外国人消費額が2019年同期比50.9%減の5952億円(1次速報)だったことを明らかにした。国籍・地域別では、韓国が最も多く1075億円(構成比18.1%)。次いで香港の745億円(12.5%)、米国689億円(11.6%)、台湾612億円(10.3%)の順。韓国の消費額は同94.7%増と大幅に増加した。ちなみに、2019年同期では中国が3893億円(32.1%)でトップだった。
訪日外国人1人当たりの支出額は、同24.6%増の21万2000円。費目別では、宿泊費が7万2000円と最も高く、次いで買い物が6万2000円、飲食費が4万6000円。
また、一般客のうち観光・レジャー目的で日本を訪れた外国人の1人当たり旅行支出は同20%増の20万円。費目別では、宿泊費が6万3000円、買い物が6万2000円、飲食費が4万6000円となった。