東急は2023年1月23日から日本経済新聞社と共同で、全国を旅するように働く実証実験の対象を拡大した。同社が提供する定額制回遊型住み替えサービス「TusgiTsugi(ツギツギ)」、日経の展開するシェアオフィス・コワーキングスペースのマッチングプラットフォーム「OFFICE PASS」を両社社員に提供することで、新たなワークスタイルの定着を目指す。
1月23日~3月31日の期間中、社内公募で選抜した東急、日経の社員に「TsugiTsugi」と「OFFICE PASS」を提供。全国39都道府県180の宿泊施設、650カ所以上のシェアオフィスやコワーキングスペースをめぐり、旅するように働くというワークスタイルの有効性、通常の勤務とリモートワークとの生産性、従業員エンゲージメントの差異など、法人向けサービスモデルの比較・検証をおこなう。
普段の職場や自宅とは異なるホテルやリゾート地、コワーキングスペースでのリモートワークによる生産性向上はもとより、新たなアイデアや行動のきっかけづくり、将来的には優秀な人材の社内確保や採用強化などの効果も期待する。
東急はフルリモート勤務制度を導入したPeach Aviationとも共同で新たなワークスタイルの定着に向けた実証実験を実施している。