エアビー、環境保護団体に600万ドルの助成金、日本でも、開発から自然を守る活動に

エアビーアンドビー(Airbnb)は、19カ国・地域で展開されている環境保全プログラムに対して「Airbnbコミュニティ基金」として、600万ドル(約7億8000万円)を超える助成金を提供した。

日本では「日本ナショナル・トラスト協会」に助成。同協会は土地を取得することで開発事業から自然を守り、多くの野生生物が安心して暮らせる場所を保全することを目的に、ナショナル・トラスト活動に取り組んでおり、この助成金を活用し、貴重な野生生物が生息する森林や湿地のさらなる購入、普及啓発、国や自治体への政策提言、調査研究などを行っていく考え。

また、Airbnbコミュニティ基金を通じて、サステナビリティの教育・啓発プログラムや、ホストの宿泊施設のエネルギー効率を向上させるためのホームエネルギーオーディットを実施する団体を支援していく。

同社は2020年にAirbnbコミュニティ基金を創設。2021年には新型コロナ救済関連、経済活性化、教育に焦点を当てた150以上の団体に助成金を提供した。今後2030年までに1億ドル(約13億円)を提供し、世界中のコミュニティの強化に貢献していく方針だ。

※ドル円換算は1ドル130円でトラベルボイス編集部が算出

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