JR西日本、大阪駅で「顔認証改札機」導入、定期券と顔情報を紐づけ、大阪万博に向けてチケットレス認証手法の検証へ

JR西日本は、2023年3月18日に開業予定の大阪駅うめきたエリアで「顔認証改札機」の実証実験を行う。対象者は、大阪~新大阪駅間を含む「ICOCA定期券」を保有する利用者。実証実験に向けてモニターの募集も開始した。

顔認証改札機は新大阪駅(東口)に設置。利用者は、事前にスマートフォン専用サイトからICOCA定期券の情報と顔情報を登録。顔情報とICOCA定期券のIDを紐づけることで、改札機をシームレスに通過できるようにする。

JR西日本では、デジタル技術とリアルを組み合わせた、次世代のシームレスな移動サービスの構築に向けて、顔をキーとする新たな「チケットレス認証手法」を検証。「2025年大阪・関西万博」に向けて、その他の駅への設置も検討していく。

さらに、顔認証技術については将来的に、改札機以外でも認証・決済手段の選択肢の一つとして、同社が提供するMaaSとの連携も視野に入れる。

JR西日本は、大阪駅(うめきたエリア)をイノベーションの実験場「JR WEST LABO」の中心として、「JR 西日本技術ビジョン」を具体化する未来駅と位置づけている。

報道資料より

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