旅のサブスク「HafH(ハフ)」、韓国に現地法人を設立、訪日客の取り込み狙う

旅のサブスクリプションサービス「HafH(ハフ)」を運営するKabuK Style社は、韓国現地法人としてKabuK Style Korea Inc.(カブクスタイルコリア)を設立した。設立日は2023年2月24日、資本金は1億ウォン。2023年上半期中に韓国ユーザー向けにHafHのサービスを提供開始する予定だ。これを契機に訪日インバウンド需要の取り込みを展開するとともに、世界展開の第一歩と位置付けている。

同社は韓国を日本に次ぐ第2の注力市場と位置づけ、2022年11月には釜山市に本拠を置くトラベルテック領域のスタートアップ「HEROWORKS社」を買収。韓国ホテルとの連携も強化するなど、韓国での展開を加速している。訪日韓国人の獲得とともに、海外提携施設再拡大も図る。

同社CEOの砂田憲治氏は、「今回の韓国でのサービスリリースは、KabuK Styleが日本にとどまらず世界市場での需要獲得を目指すための大きな一歩となる」などとコメントしている。

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