観光庁が発表した宿泊旅行統計調査によると、2023年2月(第1次速報)の延べ宿泊者数は前年同月比73.5%増、2019年同月比では7.2%減の4039万人泊だった。
このうち、日本人は前年同月比49.4%増、2019年同月比では0.6%増の3447万人泊。外国人は、2019年同月比36.2%減の592万人泊まで回復した。
2023年2月の稼働率は52.1%で、1月の46.3%を上回った。2019年2月との比較では9.8%減だった。施設タイプ別では、旅館が33.6%、リゾートホテル51%、ビジネスホテル63.3%、シティホテル64.2%、簡易宿所18.8%だった。
なお、2023年1月の延べ宿泊者数は2019年同月比7.5%減の3949万人泊。都道府県別で2019年同月を上回ったのは、栃木県(13.4%増・68万3760人泊)、東京都(14.2%増・653万3230人泊)、神奈川県(8.6%増・190万5000人泊)、奈良県(14.9%増・16万4570人泊)、高知県(20.4%増・19万9140人泊)、長崎県(1.7%増・49万3230人泊)だった。
また、2023年1月の国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数は、1位が韓国、2位台湾、3位香港、4位米国、5位中国で、上位5カ国・地域で全体の62%を占めた。