国内宿泊者数12月実績、日本人は2019年超えの8.3%増、外国人は2019年比で35%減まで回復 ー宿泊旅行統計(速報)

観光庁が発表した宿泊旅行統計調査によると、2022年12月(第1次速報)の延べ宿泊者数は前年同月比20%増、2019年同月比では0.2%減の4703万人泊だった。

このうち、日本人は前年同月比5.8%増、2019年同月比でも8.3%増の4110万人泊。行動制限のない年末年始での需要増が伺える結果となった。2022年10月11日から個人旅行が解禁された外国人は前年同月比1695.8%増の593万人泊と急増。2019年同月比でも35.4%減まで回復した。

2022年12月の客室稼働率は53.7%となり、11月の57.4%を下回った。2019年同月との比較では5%減だった。施設タイプ別では、旅館が36.8%となり、2019年同月比でも1.8%増となった。そのほか、リゾートホテルが51.9%、ビジネスホテルが63.4%、シティホテルが67.4%、簡易宿所が22.6%。

2022年11月の延べ宿泊者数(第2次速報)は、前年同月比24.8%増、2019年同月比7.2%減の4609万人泊。都道府県別でのトップ3は変わらず東京(2019年同月比3.8%減の644万1050人)、大阪(同11.9%減の352万2800人)、北海道(同0.3%減の245万2190人)。2019年比で増加した県は、青森(同4.5%増)、栃木(同10%増)、神奈川(同6.0%増)、山梨(同1.2%増)、長野(同2.1%増)、京都(同2.7%)、兵庫(同3.5%増)、山口(同24.8%増)、愛媛(同4.1%増)、長崎(同13.6%増)と大幅に増えた。

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